チェンジリング [映画]
映画「チェンジリング」を観てきた。
シングルマザーが仕事に行っている間に、
9歳の一人息子がいなくなる。
5ヵ月後、息子を名乗る子供が現れたが、それは別人だった。
この映画はそこに主眼を置きながら、
当時の警察の腐敗や事件などが絡んでいく。
1920年代の実話。
イーストウッド監督作、かつ評判も高いので観に行ったが、
私には重すぎた。
重すぎたというか、辛すぎた。
映画の公式サイトのトップページの画像ですら
辛くなってしまうので、もう観ません
決して重いテーマを扱っている映画が苦手というわけでは無いが、このテーマだけはどうも・・・
子供がいなくなるというのは母親にとって一番の恐怖だ。
この話は、いつまでも心に残る。
私だったら、とつい考えてしまう。
決して辛いだけの話では無い。
正義もあるし、勇気も、友情も、救いもある。
素晴らしい映画だと思うが、落ち込み気味の人や、
私のような趣向の人にはあまりお勧め出来ません。
アンジェリーナ・ジョリーは鬼気迫る演技でした。
(それがまた辛い)
夜。
北朝鮮に拉致されたと見られる田口八重子さんの兄と
息子が、元死刑囚の金賢姫と面会したニュースを見た。
チェンジリングを観た後だっただけに、
妹、母親を探し続ける姿に、いつも以上に、
なんと言っていいか、感極まった。
きっと横田めぐみさんの両親も、チェンジリングの主人公と
同じ気持ちなのだろう。
自分の命果てるまで、子供の生存、そして対面を信じ、
そのために生きていると言っても過言では無い。
北朝鮮による拉致問題だけでは無い。
アメリカでは、子供の誘拐が多いと聞く。
子供と再び会いたいと願う全ての父親と母親に
安息が訪れるように、そして、子供の人身売買
といったものが根こそぎ無くなるような世界になるように
願って止まない。
「ランボー」を観た時も思ったが、映画というものは
娯楽であると同時に、社会を動かす力を持っていると思う。
一番力を持っているのは権力でも武力でも無い。
世論だと思うから。
先輩
こんにちは。
私も最近(子供生んでから)その手の話が弱いです。
今朝 会社の最寄駅にいつもより早く着いたら
会社の近くで
4~5歳の男の子が
上着は半そでの下着で
下はGパンだけど
チャック全開で
「ママ~!! ママ~!!」と泣きながらビルからでてきたの。。
ビックリして声かけて
ビルの中に一緒に行ったけれど
又外へ出てしまって。。。
何回か繰り返して 結局ビルの上が自宅だったみたいで家まで送って
バイバイしたけれど
9時前で 保険屋さんか3社ぐらいある通りで
皆急いで歩いているけれど
見て見ぬ振りしていて。。。。
誰も声をかけなかった。。。
子供が泣いているのにね。。。
寂しい日本ですね。。。
遅刻してもいいか!!
きらいに思っていた私は定時の5分前に到着したので
何と結果OKでした。
あのまま見過ごしていたら気になって
仕事にもならなかった。。
もし 自分の子供だったら
って思っちゃうし。。。
by eko (2009-03-12 13:00)
見て見ぬ振りする人、誰かがなんとかするだろうと思っている人、結構いるよね。
確かに声をかけるのは勇気がいるけれど、
声をかけなくて後で後悔するよりはいい
と思って、私もなるべく声をかけるようにしてます。
一番勇気が要ったのは、満員の通勤電車で
酔っ払って床に寝てた男性に声かけた時(^^;
でも、声をかけられるようになったのは
おばちゃんの特権かな?(笑)
以前、幼い子供が国道かどこかに出てしまって
反対車線は渋滞で大勢のドライバーが
「あぶない」と思って見ていたのに
誰一人行動を起こさずに、ひかれて亡くなった
という事件があったよね。
今でも時々思い出して、心が痛むよ。
その事件を知って以来、特に、声をかけていこうと強く思ってます。
by 先輩 (2009-03-12 22:44)
来週映画を見ようと思っていて「チェンジリング」だけは絶対見ないとこうと決めてました。
重すぎる・・・。
私もふうちゃんがもし誘拐されたら・・・って考えてしまった。
この元となった事件も読んだけど当時の腐敗した警察にはかなり腹立ちました。
この事件がきっかけで腐敗しきった警察が変わるきっかけになったとはいえ、酷すぎる。
警察がもっと早く動いていれば・・・そのきっかけを作るためにこの男の子は生まれてきたのだろうか・・・。
私もよく子供から目を離したり離れたりすることが多々あるので気をつけようと思います。
by にし (2009-03-12 23:55)